神田教会レクチャーコンサートに

  教皇大使閣下もご来臨

2004年7月1日(木) 午後6時50分開演


『ルネサンス教会音楽の魅力をさぐる 3 』
♪〜カトリック神田教会 レクチャーコンサート〜♪



ローマ法王庁大使館、教皇大使 エンブローズ・デ・パオリ大司教閣下
 ならびに
参事官 モンセニョール・アンドリュー神父様が、ご多忙にもかかわらず
神田教会におけるレクチャーコンサートに、ご来臨いただきました
とても光栄なことと喜び、コンサートは一段と意義深いものとなりました





歓迎の花束贈呈で握手を交わす
エンブローズ・デ・パオリ大司教閣下と稲川神父様




参事官モンセニョール・アンドリュー神父様
 (向かって左側)


 カトリック神田教会は、昭和三年竣工のロマネスク・ルネッサンス様式の教会建築で、2001年11月、国の登録有形文化財になりました。荘厳な教会にふさわしい教会音楽のレクチャーコンサートが開催されました。

 この聖堂は日本において、聖フランシスコ・ザビエルに捧げられた最初の聖堂です。
1874年以来東京の宣教活動の拠点として、130年歩み続け、2000年には白柳枢機卿様のご尽力により、聖フランシスコ・ザビエルの聖遺骨を戴きました。
この聖堂のモットーは
『Laudate Dominium Omunes Gentes』(すべての人々よ、主をたたえよ)です。
この聖堂において、多くの人々が祈りと賛美の歌声を捧げ続けており、また戦後はプロカテドラルとして用いられ、今年6月13日(日)司祭叙階50周年を迎えた白柳枢機卿様、ピタウ大司教様をはじめ多くの司祭が叙階された場所でもあります。

 稲川神父様の案内により教会の見学を行なった後、国際的に活躍するルネサンス音楽研究家・金澤正剛氏が、ルネサンス教会音楽の特徴や魅力について、わかりやすく解説しヴォーカル・アンサンブル・カペラが、ア・カペラの美しい響きを聴かせて下さいました。



        稲川保明神父様

 信仰表現としての聖堂の意味について、
また文化財ともなっている聖堂建築についてのお話や、その聖堂をどのようにつかわれるかなど、このコンサートが三つのレクチャーコンサートとして意味あるものと、稲川神父様がやさしくレクチャーしてくださいます。
        講師 金澤正剛氏

1934年東京生まれ
1966年ハーヴァード大学大学院博士課程終了(音楽学)、1982年国際基督教大学教授など数多くの役職を兼任
 ルネサンス音楽研究家として国際的に活躍する金澤正剛氏が、ルネサンス教会音楽の特徴や魅力について、分りやすく解説してくださいます。





エンブローズ・デ・パオリ大司教様とモンセニョール・アンドリュー神父様(中央)
レクチャーを熱心に聴き入るご来場の皆様



        稲川神父様を囲み演奏者の皆様と記念撮影

 ヴォ―カル・アンサンブル・カペラ

 花井哲郎・尚美によって1997年に創立された、グレゴリオ聖歌とフランドル楽派の宗教曲を主なレパートリーとするプロの声楽アンサンブル。
中世ルネッサンスの宗教的な作品の真髄を現代によみがえらせることを目的とし、演奏に心と魂の安らぎ、癒しの響きを実現できるよう努めています。
 公式HP http://www.cappellajp.com/
 ♪演奏曲目♪ ジョスカン・デ・プレ(1450年代?−1521)
           ミサ〈フザン・ルグレ〉 ほか


 日本における教皇様の代理者として、教皇大使閣下をお迎えしたことは、この神田教会の歴史に、新たな一頁を加えることとなり、とても大きな喜びです。
また大使にとっても、日本の教会をこのような形で訪れるのは、大変大きな喜びですと語っておられ、コンサートをお楽しみいただくことが出来ました。



今回、このレクチャーコンサートが、教皇庁が後援をしてくださる申請がとおりました。

日本に残る素晴らしい教会建築と、古楽が融合する素敵な一夜でした。
これからも続けて行なわれますので、皆様も是非ご体験ください。