新年おめでとうございます

主のめぐみの年

     

主任司祭 稲川保明


 
 2007年を迎え、皆様に神様の豊かな祝福がありますように。
今年の典礼暦はC年にあたり、主日のミサでの福音朗読でルカ福音書が中心に朗読されます。1月21日の年間第三主日の福音はイエス様がふるさとナザレの会堂でイザヤ書を朗読する姿が語られます。その中に「主の恵みの年を告げるため」という一節があります。

 旧約時代のイスラエルにはヨベルという習慣がありました。7x7=49年の後、50年目は全ての負債、債務が許され、借金の抵当になっていた土地も返還され、奴隷になっていた人も解放されるということです。これはやがてカトリック教会において「聖年」という形で引き継がれ、2000年には大聖年を私たちも祝ったことは皆様の記憶にも新しいいことと思います。

 今年も「主の恵みの年」として歩むことを目標にしてゆきたいと思います。主の恵みとは物質的な豊かさではありません。そしてキリスト教では「恵み=使命」であることを忘れてはなりません。神様が私たちに恵みを与えるのは私たち一人ひとりのためであるとともにいつも私たち一人ひとりを通して多くの人のためでもあります。使命は時には試練でもあり、しかし使命には必ずそれを果たしてゆくための恵みも伴っていることも同じく忘れてはなりません。

 この一年が皆様にとってキリストとともに生きることの喜びに満たされた年になりますように、御父と御子と聖霊の御名を讃えつつお祈り申し上げます。



新年のご挨拶

ヨセフ 岩下充男

  明けましておめでとうございます。新しい年が皆様にとって、健やかで希望に満ちた一年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

 昨年2006年は、「聖フランシスコ・ザビエル生誕500年記念」の年にあたり、聖フランシスコ・ザビエルを保護の聖人として戴く神田教会では、様々な行事が行われました。 この関連行事については、先月号にも記載させて頂いておりますのでここでは割愛いたしますが、2年の歳月を掛け、聖ザビエルを保護の聖人とする全国35のカトリック教会をはじめとする様々な方のご協力を得、記念誌「ザビエルとともに」の企画から発行に至る充実した時間を多くの方と共に共有できたことは、私個人にとっても意義深い事でありました。又、神田教会主任司祭の稲川保明神父様が、司祭叙階25周年をむかえ、銀祝の記念ミサとお祝い会、記念誌の発行等、神田教会信徒の皆様と共にお祝いできたことも、神様の計らいとして心に残る大きな喜びとなりました。

 さて、2007年度は、皆様には既に、2007年度年間行事予定表が配布されていますので、お分かりと思いますが、特別な行事は予定に在りません。然しながら、この様な時こそ、じっくりと足元を見据え、基本的な処に立ち返り、神田教会信徒として、次の世代、次の時代へと、引き継ぐべき事,伝えていかなければ成らない事など、歩むべき姿を再確認したいと思います。そして神様が私たちに何を望んでおられるのか、知ろうと努力することが大切なことではないのでしょうか。

 聖ザビエルがキリストの福音を我が国に伝えてから458年、それから325年後の1874年、神田教会が現在の地に創設され、幾多の厳しい歴史の風雪にも耐え、困難の中にも希望のうちに、キリスト者としての使命を果たしてこられた先人達があって、今、私達がここに神の家族として集いミサに与かる事が出来ているのかなと思います。先日の黙想講話でお話いただいた、エセイサバレナ神父様は「私たちは、聖ザビエルになることは出来ませんが、ザビエルを手本として、神の示される道を自分なりに自分の才能を生かして歩んで行く事が私たちに与えられた使命。」とお話されました。

 又、神田教会信徒会会則の第1条には、主任司祭の指導のもとに、教会に所属する信徒の霊的向上および福音宣教を実践することを目的とする。第3条の1には、その活動として、信徒の信仰を深め、「福音宣教共同体」の育成を図る。とあります。2007年はその歩みを皆様と共に進めたいと思います。 皆様のご健勝を祈りつつ、感謝を込めて。

(教会委員長)