主日(日曜)の聖書



神の母聖マリア 2006.1.1

マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、
思い巡らしていた
(ルカ 2・19より)





ルカによる福音(2.16-21)

 〔そのとき、羊飼いたちは〕
急いで行って、マリアとヨセフ、
また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。

その光景を見て、〔彼らは、〕
この幼子(おさなご)について天使が話してくれたことを人々に知らせた。

聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。

しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、
思い巡らしていた。

羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、
神をあがめ、賛美しながら帰って行った。


 八日たって割礼(かつれい)の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。
これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。









主の公現 2006.1.8

王たちは射し出でるその輝きに向かって歩む
(イザヤ 60・3より)





マタイによる福音(2.1-12)
 
 イエスは、ヘロデ王の時代に
ユダヤのベツレヘムでお生まれになった。
そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、

言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。
わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」

これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。
エルサレムの人々も皆、同様であった。

王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、
メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。

彼らは言った。
「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
 
『ユダの地、ベツレヘムよ、
 お前はユダの指導者たちの中で
 決していちばん小さいものではない。
 お前から指導者が現れ、
 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、
星の現れた時期を確かめた。

そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。
わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。

彼らが王の言葉を聞いて出かけると、
東方で見た星が先立って進み、
ついに幼子(おさなご)のいる場所の上に止まった。

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、
宝の箱を開けて、黄金、乳香(にゅうこう)、
没薬(もつやく)を贈り物として献げた。

ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、
別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。









年間第2主日 2006.1.15

わたしたちはメシアに出会った
(ヨハネ 1・41より)





ヨハネによる福音(1.35-42)
 
 〔そのとき、〕
ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。

そして、歩いておられるイエスを見つめて、
「見よ、神の小羊だ」と言った。

二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。

イエスは振り返り、彼らが従って来るのを見て、
「何を求めているのか」と言われた。
彼らが、
「ラビ――『先生』という意味――どこに泊まっておられるのですか」
と言うと、

イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた。
そこで、彼らはついて行って、どこにイエスが泊まっておられるかを見た。
そしてその日は、イエスのもとに泊まった。
午後四時ごろのことである。

ヨハネの言葉を聞いて、イエスに従った二人のうちの一人は、
シモン・ペトロの兄弟アンデレであった。

彼は、まず自分の兄弟シモンに会って、
「わたしたちはメシア――『油を注がれた者』という意味――に出会った」
と言った。

そして、シモンをイエスのところに連れて行った。
イエスは彼を見つめて、
「あなたはヨハネの子シモンであるが、
ケファ――『岩』という意味――と呼ぶことにする」と言われた。









年間第3主日 2006.1.22

わたしについて来なさい。
人間をとる漁師にしよう
(マルコ 1・17より)





マルコによる福音(1.14-20)
 
 ヨハネが捕らえられた後、
イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、

「時は満ち、神の国は近づいた。
悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。
彼らは漁師だった。

イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。

二人はすぐに網を捨てて従った。

また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、
舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、

すぐに彼らをお呼びになった。
この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、
イエスの後について行った。









年間第4主日 2006.1.29

イエスは権威ある者としてお教えになった
(福音主題句。マルコ 1・22より)





マルコによる福音(1.21-28)
 
 イエスは、安息日に〔カファルナウムの〕会堂に入って教え始められた。

人々はその教えに非常に驚いた。
律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。

そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。

「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。
正体は分かっている。神の聖者だ。」

イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、

汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。

人々は皆驚いて、論じ合った。
「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。
この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」

イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。