主日(日曜)の聖書



年間第5主日 2006.2.5

神は失意の人々を支え、その傷をいやされる
(答唱詩編 詩編147・3より)





マルコによる福音(1.29-39)

 〔そのとき、イエスは〕
会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。
ヤコブとヨハネも一緒であった。

シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、
人々は早速、彼女のことをイエスに話した。

イエスがそばに行き、手を取って起こされると、
熱は去り、彼女は一同をもてなした。

夕方になって日が沈むと、人々は、
病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。

町中の人が、戸口に集まった。

イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、
また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。
悪霊はイエスを知っていたからである。
 
朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、
人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。

シモンとその仲間はイエスの後を追い、見つけると、
「みんなが捜しています」と言った。

イエスは言われた。
「近くのほかの町や村へ行こう。そこでも、わたしは宣教する。
そのためにわたしは出て来たのである。」

そして、ガリラヤ中の会堂に行き、宣教し、悪霊を追い出された。









年間第6主日 2006.2.12

よろしい。清くなれ
(マルコ 1・41より)





マルコによる福音(1.40-45)

 〔そのとき、〕重い皮膚病を患っている人が、
イエスのところに来てひざまずいて願い、
「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。

イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ、
「よろしい。清くなれ」と言われると、

たちまち重い皮膚病は去り、その人は清くなった。

イエスはすぐにその人を立ち去らせようとし、厳しく注意して、

言われた。
「だれにも、何も話さないように気をつけなさい。
ただ、行って祭司に体を見せ、
モーセが定めたものを清めのために献げて、人々に証明しなさい。」

しかし、彼はそこを立ち去ると、
大いにこの出来事を人々に告げ、言い広め始めた。
それで、イエスはもはや公然と町に入ることができず、
町の外の人のいない所におられた。
それでも、人々は四方からイエスのところに集まって来た。









年間第7主日 2006.2.19

子よ、あなたの罪は赦される
(マルコ 2・5より)





マルコによる福音 (2.1−12)

 数日後、イエスが再びカファルナウムに来られると、
家におられることが知れ渡り、

大勢の人が集まったので、戸口の辺りまですきまもないほどになった。
イエスが御言葉を語っておられると、

四人の男が中風の人を運んで来た。

しかし、群衆に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかったので、
イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、
病人の寝ている床をつり降ろした。

イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、
「子よ、あなたの罪は赦される」と言われた。

ところが、そこに律法学者が数人座っていて、心の中であれこれと考えた。

「この人は、なぜこういうことを口にするのか。
神を冒涜(ぼうとく)している。
神おひとりのほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」

イエスは、彼らが心の中で考えていることを、
御自分の霊の力ですぐに知って言われた。
「なぜ、そんな考えを心に抱くのか。

中風の人に『あなたの罪は赦される』と言うのと、
『起きて、床を担(かつ)いで歩け』と言うのと、どちらが易しいか。

人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」
そして、中風の人に言われた。

「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」

その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。
人々は皆驚き、「このようなことは、今まで見たことがない」と言って、
神を賛美した。










年間第8主日 2006.2.26

花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない
(マルコ 2・19より)





マルコによる福音 (2.18−22)

  〔そのとき、〕ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々は、断食していた。

そこで、人々はイエスのところに来て言った。
「ヨハネの弟子たちとファリサイ派の弟子たちは断食しているのに、
なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」

イエスは言われた。
「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客は断食できるだろうか。
花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない。

しかし、花婿が奪い取られる時が来る。
その日には、彼らは断食することになる。

 だれも、織りたての布から布切れを取って、
古い服に継ぎを当てたりはしない。
そんなことをすれば、新しい布切れが古い服を引き裂き、
破れはいっそうひどくなる。

また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。
そんなことをすれば、ぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。
新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」