主日(日曜)の聖書



聖霊降臨の主日 2006.6.4

炎のような舌が分かれ分かれに現れ、
一人一人の上にとどまった
(使徒言行録 2・3より)





ヨハネによる福音(15.26-27、16.12-15)

 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕

「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、
すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、
その方がわたしについて証しをなさるはずである。

あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、
証(あか)しをするのである。


 言っておきたいことは、まだたくさんあるが、
今、あなたがたには理解できない。

しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、
あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。
その方は、自分から語るのではなく、
聞いたことを語り、
また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。

その方はわたしに栄光を与える。
わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。

父が持っておられるものはすべて、わたしのものである。
だから、わたしは、
『その方がわたしのものを受けて、あなたがたに告げる』
と言ったのである。」









三位一体の主日 2006.6.11

わたしは天と地の一切の
権能を授かっている
(マタイ 28・18より)





マタイによる福音(28.16-20)

 〔そのとき、〕
十一人の弟子たちはガリラヤに行き、
イエスが指示しておかれた山に登った。

そして、イエスに会い、ひれ伏した。
しかし、疑う者もいた。

イエスは、近寄って来て言われた。
「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。

だから、あなたがたは行って、
すべての民をわたしの弟子にしなさい。
彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、

あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。
わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」









キリストの聖体 2006.6.18

取りなさい。これはわたしの体である。
(マルコ 14・22より)





マルコによる福音(14.1-16、22−26)

  除酵祭(じょこうさい)の第一日、
すなわち過越の小羊を屠(ほふ)る日、弟子たちがイエスに、
「過越の食事をなさるのに、どこへ行って用意いたしましょうか」
と言った。

そこで、イエスは次のように言って、二人の弟子を使いに出された。
「都へ行きなさい。すると、水がめを運んでいる男に出会う。
その人について行きなさい。

その人が入って行く家の主人にはこう言いなさい。
『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をする
わたしの部屋はどこか」と言っています。』

すると、席が整って用意のできた二階の広間を見せてくれるから、
そこにわたしたちのために準備をしておきなさい。」

弟子たちは出かけて都に行ってみると、
イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。


 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、
賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。
「取りなさい。これはわたしの体である。」

また、杯(さかずき)を取り、感謝の祈りを唱えて、
彼らにお渡しになった。
彼らは皆その杯から飲んだ。

そして、イエスは言われた。
「これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。

はっきり言っておく。神の国で新たに飲むその日まで、
ぶどうの実から作ったものを飲むことはもう決してあるまい。」

一同は賛美の歌をうたってから、オリーブ山へ出かけた。









年間第12主日 2006.6.25

イエスは起き上がって、風を叱り……
(マルコ 4・39より)





マルコによる福音(4.35-41)

   その日の夕方になって、
イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。

そこで、弟子たちは群衆を後に残し、
イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。
ほかの舟も一緒であった。

激しい突風(とっぷう)が起こり、舟は波をかぶって、
水浸しになるほどであった。

しかし、イエスは艫(とも)の方で枕をして眠っておられた。
弟子たちはイエスを起こして、
「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。

イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、
「黙れ。静まれ」と言われた。
すると、風はやみ、すっかり凪(なぎ)になった。

イエスは言われた。
「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」

弟子たちは非常に恐れて、
「いったい、この方はどなたなのだろう。
風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。