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待降節第1主日 2006.12.3 人の子の前に立つことができるように、 いつも目を覚まして祈りなさい (ルカ 21・36より) ![]() ルカによる福音(21・25-28、34−36) 〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕 「太陽と月と星に徴(しるし)が現れる。 地上では海がどよめき荒れ狂うので、 諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。 人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、 恐ろしさのあまり気を失うだろう。 天体が揺り動かされるからである。 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて 雲に乗って来るのを、人々は見る。 このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。 あなたがたの解放の時が近いからだ。 放縦(ほうじゅう)や深酒や生活の煩(わずら)いで、 心が鈍くならないように注意しなさい。 さもないと、その日が不意に罠(わな)のようにあなたがたを襲うことになる。 その日は、地の表のあらゆる所に住む人々すべてに襲いかかるからである。 しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから 逃(のが)れて、人の子の前に立つことができるように、 いつも目を覚まして祈りなさい。」 |
待降節第2主日 2006.12.10 神の言葉が荒れ野で ザカリアの子ヨハネに降った (ルカ 3・2より) ![]() ルカによる福音(3・1-6) 皇帝ティベリウスの治世の第十五年、 ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、 ヘロデがガリラヤの領主、 その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、 リサニアがアビレネの領主、 アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、 神の言葉が荒れ野でザカリアの子ヨハネに降(くだ)った。 そこで、ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、 罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。 「荒れ野で叫ぶ者の声がする。 『主の道を整え、 その道筋をまっすぐにせよ。 谷はすべて埋められ、 山と丘はみな低くされる。 曲がった道はまっすぐに、 でこぼこの道は平らになり、 人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」 |
待降節第3主日 2006.12.17 わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、 わたしよりも優れた方が来られる (ルカ 3・16より) ![]() ルカによる福音(3・10-18) 〔そのとき、群衆はヨハネに、〕 「わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。 ヨハネは、「下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。 食べ物を持っている者も同じようにせよ」と答えた。 徴税人も洗礼を受けるために来て、 「先生、わたしたちはどうすればよいのですか」と言った。 ヨハネは、「規定以上のものは取り立てるな」と言った。 兵士も、「このわたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。 ヨハネは、「だれからも金をゆすり取ったり、だまし取ったりするな。 自分の給料で満足せよ」と言った。 民衆はメシアを待ち望んでいて、 ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、 皆心の中で考えていた。 そこで、ヨハネは皆に向かって言った。 「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、 わたしよりも優れた方が来られる。 わたしは、その方の履物(はきもの)のひもを解く値打ちもない。 その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。 そして、手に箕(み)を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、 麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」 ヨハネは、ほかにもさまざまな勧めをして、民衆に福音を告げ知らせた。 |
待降節第4主日 2006.12.24 わたしの主のお母さまが わたしのところに来てくださるとは…… (ルカ 1・43より) ![]() ルカによる福音(1・39-45) そのころ、マリアは出かけて、 急いで山里に向かい、ユダの町に行った。 そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。 エリサベトは聖霊に満たされて、 声高らかに言った。 「あなたは女の中で祝福された方です。 胎内のお子さまも祝福されています。 わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、 どういうわけでしょう。 あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、 胎内の子は喜んでおどりました。 主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」 |
主の降誕(夜半のミサ) 2006.12.25 今日ダビデの町で、 あなたがたのために救い主がお生まれになった (ルカ 2・11より) ![]() ルカによる福音(2・1-14) そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、 登録をせよとの勅令が出た。 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行なわれた 最初の住民登録である。 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、 ガリラヤの町ナザレから、 ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 身ごもっていた、いいなずけのマリヤと一緒に登録するためである。 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリヤは月が満ちて、 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。 宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、 夜通し羊の群れの番をしていた。 すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、 彼らは非常に恐れた。 天使は言った。 「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 今日ダビデの町で、 あなたがたのために救い主がお生まれになった。 この方こそ主メシアである。 あなたがたは、布にくるまって 飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。 これがあなたがたへのしるしである。」 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。 「いと高きところには栄光、神にあれ、 地には平和、御心に適う人にあれ。」 |
主の降誕(日中のミサ) 2006.12.25 言は肉となって、 わたしたちの間に宿られた。 わたしたちはその栄光を見た (ヨハネ 1・14より) ![]() ヨハネによる福音(1・1-18、または1・1−5、9−14) 初めに言があった。 言は神と共にあった。 言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。 万物は言によって成った。 成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。 《神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。 彼は証しをするために来た。 光について証しをするため、 また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 彼は光ではなく、光について証しをするために来た。》 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。 言は世にあった。 世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。 言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。 しかし、言は、自分を受け入れた人、 その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。 この人々は、血によってではなく、肉によってではなく、人の欲によってでもなく、 神によって生まれたのである。 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。 それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理に満ちていた。 《ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。 「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。 わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方である。」 わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、 恵みの上に、更に恵みを受けた。 律法はモーセを通して与えられたが、 恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。 いまだかつて、神を見た者はいない。 父のふところにいる独り子である神、 この方が神を示されたのである。》 |
聖家族 C年 2006.12.31 両親はイエスが学者たちの 真ん中におられるのを見つけた (福音主題句 ルカ2・46より) ![]() ルカによる福音(2・41-52) 〔イエスの〕両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。 祭りの期間が終わって帰路についたとき、 少年イエスはエルサレムに残っておられたが、 両親はそれに気づかなかった。 イエスが道連れの中にいるものと思い、 一日分の道のりを行ってしまい、 それから、親類や知人の間を捜し回ったが、見つからなかったので、 捜しながらエルサレムに引き返した。 三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、 話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。 聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。 両親はイエスを見て驚き、母が言った。 「なぜこんなことをしてくれたのです。 御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」 すると、イエスは言われた。 「どうしてわたしを捜したのですか。 わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、 知らなかったのですか。」 しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。 それから、イエスは一緒に下って行き、 ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。 母はこれらのことをすべて心に納めていた。 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。 |