主日(日曜)の聖書



年間第5主日 2007.2.4

わたしがここにおります。
わたしを遣わしてください
(イザヤ 6・8より)



ルカによる福音(5・1-11)

イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、
神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。

イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。
漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。

そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、
岸から少し漕(こ)ぎ出すようにお頼みになった。
そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。

話し終わったとき、シモンに、
「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。

シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、
何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。

そして、漁師たちがそのとおりにすると、
おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。

そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、
来て手を貸してくれるように頼んだ。
彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。

これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、
「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。

とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。

シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。
すると、イエスはシモンに言われた。
「恐れることはない。今から後(のち)、あなたは人間をとる漁師になる。」

そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。









年間第6主日 2007.2.11

貧しい人々は、幸いである、
神の国はあなたがたのものである
(ルカ 6・20より)



ルカによる福音(6・17、20−26)

〔そのとき、イエスは十二人〕と一緒に山から下りて、
平らな所にお立ちになった。
大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、
また、ティルスやシドンの海岸地方から〔来ていた。〕

 さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
 「貧しい人々は、幸いである、
 神の国はあなたがたのものである。
 
今飢えている人々は、幸いである、
 あなたがたは満たされる。
 今泣いている人々は、幸いである、
 あなたがたは笑うようになる。

人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、
ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。

その日には、喜び踊りなさい。
天には大きな報いがある。
この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。
 
しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、
 あなたがたはもう慰めを受けている。
 
今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、
 あなたがたは飢えるようになる。
 今笑っている人々は、不幸である、
 あなたがたは悲しみ泣くようになる。

すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。
この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」









年間第7主日 2007.2.18

敵を愛し、
あなたがたを憎む者に親切にしなさい
(ルカ 6・27より)



ルカによる福音(6・27−38)

〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕

「わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。
敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。

悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。

あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。
上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。

求める者には、だれにでも与えなさい。
あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

自分を愛してくれる人を愛したところで、
あなたがたにどんな恵みがあろうか。
罪人でも、愛してくれる人を愛している。

また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、
どんな恵みがあろうか。
罪人でも同じことをしている。

返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。
罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、
罪人に貸すのである。

しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。
人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。
そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。
いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。

あなたがたの父が憐れみ深いように、
あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。

 人を裁くな。
そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。
人を罪人だと決めるな。
そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。
赦(ゆる)しなさい。
そうすれば、あなたがたも赦される。

与えなさい。
そうすれば、あなたがたにも与えられる。
押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、
ふところに入れてもらえる。
あなたがたは自分の量る秤(はかり)で量り返されるからである。」









四旬節第1主日 2007.2.25

イエスは、四十日間、
悪魔から誘惑を受けられた
(ルカ 1・1−2より)



ルカによる福音(4・1−13)

〔そのとき、〕イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。
そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、

四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。
その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。

そこで、悪魔はイエスに言った。
「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」

イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」
とお答えになった。

更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、
一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。

そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。
それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。

だから、もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」

イエスはお答えになった。
 「『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある。」

そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、
神殿の屋根の端に立たせて言った。
「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。

というのは、こう書いてあるからだ。
『神はあなたのために天使たちに命じて、
 あなたをしっかり守らせる。』

また、
 『あなたの足が石に打ち当たることのないように、
 天使たちは手であなたを支える。』」

イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』
と言われている」とお答えになった。

悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。