<< Top
<< Back

聖心ニュース

2003/03 Vol.115
●発行元:カトリック神田教会 
●発行日:2003年8月
●編集:神田教会広報部

八月に思い出すこと

主任司祭 稲川保明神父

 今年も8月がやって来ました。教皇ヨハネ・パウロ2世が来日され、あの広島で「戦争は人間のしわざです」と説かれたことにこたえて、8月6日から15日の十日間は平和旬間と名付けられ、22年がたちました。司教団は今年も平和メッセージ「本当にこの道でいいのでしょうか」を発表しました。(7月27日 カトリック新聞)

そして、東京教区では8月9日千鳥ガ淵戦没者墓苑において平和祈願ミサが行なわれます。このミサに先立って吉祥寺教会・田園調布教会・上野教会・浅草教会・カテドラルを出発点として平和祈願行進(平和巡礼)が行なわれます。特にカテドラルでは
「チョムスキー9・11」という映画が上映されます。米国の言語学者ノーム・チョムスキーはアメリカの外交政策の問題点を鋭く批判してきましたが9・11同時多発テロ以降、彼の事実に基づいた発言は注目を集めています。(8月9日午後2時ケルンホール入場無料)

 8月15日、平和の后 聖母マリアさまの被昇天の祝日が祝われます。この日は日本にキリストの教えが聖フランシスコ・ザビエルによってもたらされた日、終戦を迎えた日、多くの意味で真の平和の出発点となる日でありたいと思います。


委員会報告
第7回委員会議事録  2002年7月6日(日)
7月6日の委員会で次のことが話し合われました。
1. ファミリーフェスティバル収益の献金先について
ファミリーフェスティバル収益のうちの半分の献金先として、昨年同様難病治療のための家族支援グループ「アリスの部屋」を選ぶこととした。

2. 堅信式(7月13日(日))の準備について
受堅者49名(神田教会20名、暁星学園29名)に上る岡田大司教様司式の堅信式の準備について最終確認を行った。

3. 教会行事の見通し
1)8月10日(日)夏休み子ども会
2)8月9日(土)千鳥が淵 平和祈願ミサ、平和行進巡礼接待、
3)9月14日(日)敬老の集い、について内容と準備状況を確認した。

4.東京大司教区教会委員連合会2003年度総会について
6月29日(日)に開催された標記総会の報告があった。今後の会合のあり方に関するアンケート調査があったが、神田教会としては従来からの各小教区代表が集う教会委員連合会の形式を今後とも保つべきであると言う意見とすることとした。

4. 新たな宣教協力体について
当日午後4:00から神田教会で開かれる第一回宣教協力体協議会の内容等について確認した。

O.D.P.第8回定期演奏会を終えて

 7月6日(日)にO.D.P.の演奏会を開催いたしましたところ多数の方々にご来場いただきありがとうございました。O.D.P.とはオーケストラ.ドミニチェ・イン・パルミスの略称ですが、枝の主日(ドミニチェ・イン・パルミス)に「音楽は祈りである」の考えに賛同する有志中心に結成されたオーケストラです。
 昨年11月の演奏会は聖フランシスコ.ザビエルの祝日のためにモーツァルトが作曲したミサ曲を神田教会の聖フランシスコ・ザビエル聖堂で演奏することができました。
 今回はテーマを「ご受難(枝の主日)喜びに変わるとき」として当オーケストラとして縁の曲を選曲いたしました。聖歌の原点とも言えるグレゴリオ聖歌からバード、モーツァルト、ウ゛ィヴァルディ、バッハ、パッヘルベルが作曲した作品を取り上げました。何れの曲もキリストの受難からご復活に至る思いと祈りを込めて作曲されたものです。演奏会の時期としては少しずれていたかもしれませんが、神田教会聖歌隊とともにご受難の頃には練習には励んでおり7月の演奏会までに仕上げることが出来ました。
単に聴いていただくだけでなく、曲のテキストの意味、聖書との関連等解説を含め神田教会の聖堂に相応しい演奏を目標にしてまいりました。演奏上は課題を残しましたが多くの方に満足していただいたと伺いました。神田教会はすばらしい聖堂、聖歌隊はソリスト、オルガニストが充実しており、オーケストラも教会所属のような扱いして頂きこれ以上の幸せはありません。今後も聖堂に音楽が絶えないよう演奏を続けたいと思います。稲川神父様はじめ教会役員、信徒の皆様のご理解を頂き、それに報いる為にも今後とも努力して参ります。
 このような機会と場を与えてくださった神様に感謝いたします 。
パウロ T.T


ヴェネツィアのミサ   ヨセフ N.K.

去る6月に、水の都ヴェネツィアでミサに与ることができました。かなりハードなスケジュールの仕事で行ったのですが、一日目の会議は昼から始まるものだったので、午前中街の中を散歩する時間が少しあったのは幸運でした。
まずホテルから一番近いサンタ・ルチア駅前のヴァポレット(水上バス)乗り場に行きました。ご存知のように、ヴェネツィアは、どこに行くにもゴンドラか、水上タクシー、またはヴァポレットに乗らなければなりません。
ヴェネツィアは一つの島になっていますが、その真ん中にカナル・グランデという逆S字型の大きな運河があります。サン・マルコ広場行きのヴァポレットに乗ったつもりなのに、どういうわけか真ん中辺のリアルト橋というヴェネツィアを代表する有名な美しい橋のたもとで、降ろされてしまいました。
周辺は観光客で賑わっています。ヴェネツィアン・グラスの店など、土産物の店も沢山有ります。この付近はサン・マルコ寺院付近と並んでヴェネツィアの商業の中心です。サン・マルコ広場に向かって歩き始めて、色々な店を眺めて歩いているうちに、とある教会の前に出ました。あまり大きくありません。ちょっと入ってみようと思いました。
聖堂の中では、一人のご婦人が、参列者に紙を配っている所でした。それは、ちょうどそれから始まるミサの中で歌う聖歌でした。もちろんイタリア語で書かれているので、何という意味かは全然わかりません。しかし、ミサが始まる所に行き合わせたのは、とても幸運だと思い、厚かましくもミサに与ることにしました。
参列者は60−70代の年配のご婦人が殆どでした。平日の午前(10:00頃)なので、若い人が少ないのは仕方のない所でしょうか?皆さん着ているものは、なかなか洒落ています。特に、白地に赤と青と黄色のストライプの入った涼しげなワンピースを着たご婦人が、印象的でした。
しばらくすると、神父様が入堂されました。奉仕者もなくお一人です。大きくて若い神父様です。特別の日ではないので、祭服は緑色です。聖歌隊もなく、始めから終わりまで、すべてを神父様が取り仕切ります。聖歌はオルガン演奏もなく、配られた歌をア・カペラで歌います。
さて、いよいよ神父様のお説教です。もちろんイタリア語ですから内容は全然分かりません。しかし、ご存知のように神田教会ではラテン語の天使ミサを行いますので、キリスト教に関する幾つかのラテン語は覚えていました。ですから、「神様」、「キリスト」、「聖霊」、「福音」などと言うイタリア語の言葉が何となく分かります。
奉納の時は、大きな篭が回ってきました。平和の挨拶では皆さん握手をします。相当離れていてもわざわざ握手をしに来てくれるのは、嬉しいことでした。最後の派遣の祝福・閉祭のあいさつも終わり、無事ミサが終了しました。外に出ると、6月のイタリアの太陽が一層強くなって降り注ぎました。
後で調べると、この教会は聖ジュリアーノ教会という教会でした。リアルト橋とサン・マルコ寺院のちょうど中間にある小さな教会です。
今度の滞在は3泊4日の短いものでしたので、途中に日曜日が入りません。主日のミサに与るのは無理だったのですが、偶然にも、こうして平日のミサに与ることが出来たことは、神様のお恵みであったと感謝しています。聖歌隊も奉仕者もなく、参加者も10数人と言う小さなミサでしたが、初めてイタリア語でのミサに与ることができたのは、とても貴重な経験でした。
カトリックというのは「普遍的」と言う意味ですが、その名の通り世界中どこに行っても同じミサに与れるのは本当に素晴らしいことです。今後も、また色々な街の教会のミサに与ってみたいと思っています。
月予定表

8月 1日(金):初 金
3日(日):年間第18主日
9日(土): 平和祈願祭(千鳥ヶ淵)
10日(日):年間第19主日 子供会 のミサ14時 夏休み子供会イベント
15日(金):聖母の被昇天 ミサ:10時のみ 聖ザビエル来日記念日
17日(日):年間第20主日 ミサ後聖堂内清掃
24日(日):年間第21主日
31日(日):年間第22主日 一粒会献金
9月 5日(金):年間第23主日
7日(日):初 金
14日(日):十字架称賛年間第24主日
21日(日):年間第25主日 ミサ後聖堂内清掃
28日(日):年間第26主日 一粒会献金

<< Top

<< Back