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聖心ニュース

2003/09 Vol.119
●発行元:カトリック神田教会 
●発行日:2003年12月
●編集:神田教会広報部

クリスマスは宣教の日

主任司祭 稲川保明神父

 今年もクリスマスが近づいてきました。聖堂の中に馬小屋の準備が始まり、待降節第一主日からはアドベントリングのろうそくが灯されます。町の中にもクリスマスの飾りがあちこちで見られるようになりました。

 今年も神田教会ではクリスマスの集いとミサが大勢の方々を迎えて行なわれます。雑誌やインターネットの取材や問い合わせがあります。「信者でない人々が教会でクリスマスを祝いたいという声があるのですが、そちらの教会では受け容れてくれますか?」という質問がありました。私たちは当然、「勿論です!」と答えていますが、そのような質問の背景には「いろいろな教会に尋ねてみているのですが、教会によっては信者の人が入れなくなるので・・・と断られることもあるのです」とのことでした。
それにはいろいろな事情があってのことと思いますが、神田教会ではクリスマスこそ宣教の日と考えています。それはイエス様が人類の救い主としてお生まれになったことだけを考えてもお分かりだと思います。ベトレヘムの馬小屋に最初に訪れたのはあの羊飼いたちでした。そしてはるばる旅をしてきた3人の博士たちでした。そして聖フランシスコ・ザビエルはこのイエス様の教えを伝えるために日本に来ました。日本で最初にクリスマスを祝ったザビエルと初めて教会でクリスマスを祝うために来られる方々を心から歓迎したいと思っています。

クリスマスを迎えるにあたって

今年も待降節が巡ってきました。神田教会では11月23日(日)の王たるキリストの主日に馬小屋を作り、クリスマスツリーの飾り付けを行いました。12月14日(日)には聖堂や信徒会館の大掃除を行います。そして12月21日(日)には11:30よりクリスマス子供会、12月24日(水)のクリスマスイブには18:30よりクリスマス集会(主として一般の方を対象)、20:30よりミサが開かれます。また12月25日(木)には10:00より主の降誕の大祝日ミサが開かれます。私たちは、このようなクリスマスの行事を通して、イエス・キリストのご降誕を心静かにお祝いしたいと思います。
ところでイエス・キリストの誕生日は本当に12月25日であったのでしょうか?実は、それは不明とされています。聖書に記されているわけではなく、いくつかの文書にはこの日がキリストの誕生日であるという記載があります。しかし、昔ローマ帝国では、太陽崇拝が広く行われており、ローマ暦の冬至である12月25日がこの日を太陽誕生の祝日として祝っていたのが、やがてイエス・キリストの誕生日として祝われたのではないかと言う説が有力です。
イエスの生まれた日については、このようにはっきりしませんが、生年は聖書から推測することができます。ルカ福音書には、イエスの誕生が、ユダヤ王ヘロデの時代であったことが書かれています。また皇帝アウグスツスから、全領土の住民に住民登録をせよとの勅令が出たとされています。さらに、ヘロデ王が亡くなったのは、紀元前4年の4月1日前後です。マタイ福音書には、ヘロデ王が救い主の誕生を恐れて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた2歳以下の男の子を、一人残らず殺させたことが書いてあります。そのことから考えると、イエスの誕生は紀元前6年ごろであったと思われます。(女子パウロ会のホームページ参照)
ちなみにクリスマスとは「キリストのミサ」という意味です。私たちキリスト教徒は2000年に亘ってこのキリストのご降誕を祝うクリスマスを、心から大切にしてきており、大きな喜びのうちに大切に迎えて来ました。しかし、今年はイラク戦争があり、最近では我が国の外交官お二人がお亡くなりになるなど、平和には程遠い年でした。来年こそ世界に本当の平和が来ることを心からお祈りして、今年のクリスマスをお迎えしたいと思います。

新たな宣教協力体発足と協力活動について

ヨセフ N.K.

今年の復活祭の日に、東京教区では新たな宣教協力体が発足しました。この数年、岡田大司教様が主導してこられた小教区の再編成が第一回目の節目を迎えた時と言えましょう。白柳枢機卿様が東京教区長でいらした時から数えますと、4年以上の歳月が経ちました。実を言いますと、ここ数年この問題で忙しい日が続いていたので、ほっとしています。
振り返って見ますと、1999年10月に、東京教区司祭研修会が開かれ「小教区の統廃合と司祭のあり方」という議論がありました。2000年1月の教会委員連合会では、当時大司教館におられた稲川神父様から、直接小教区の統廃合に関するご意見を伺いました。(実は、その後稲川神父様が神田教会の主任司祭として赴任されることになるとは、当時全然知りませんでした。)
岡田大司教様は2000年9月に着座式を終えられた後、この課題にまず第一に取り組まれ、2001年6月25日付け文書「新しい一歩 −21世紀の福音宣教にむけての小教区再編成−」で、東京教区の小教区再編成に関する考え方を示されました。これは現状の小教区のままでは、神の御旨に沿った福音宣教を行うには大きな困難があり、これを克服するために教会間の連携を取ることの必要性を述べられたものでした。中央地域協力体に所属する各教会(麻布、大島、神田、麹町、関口、築地、本郷)では、秋に4回の会合を開いて集中的議論を行い、12月15日に意見書を提出しました。その後も所属教会同士のより深い連携の道を探り、小教区の枠を越え内(教会内部)・横(他教会・地域協力体)・外(一般社会)へより開かれた教会となっていくために、何をすべきかを議論しました。
さらに2002年6月末には再編成プロジェクトチーム(幸田神父様担当)による提案「福音的使命を生きる−新しい一歩のための提案−」が出され、小教区のグループ分け編成案も提示されました。その後、中央地域協力体ではまた毎月一度の会合を重ねて、議論を行いました。これらの活動にあたって、近隣の教会同士が緊密に協力・連携が出来たことは極めて大きな神様のお恵みであったと思います。そして9月末には中央地域協力体の意見書を提出しました。そこではプロジェクトチームが出された神田と麹町の連携案に対して、神田と築地の連携案を示しました。
そして12月には、岡田大司教様が「宣教協力体の発足について」と言う文書で、最終的な再編成案を提示され、神田教会は大島・麹町・築地と新たな宣教協力体を形成することになりました。この案は、神田・築地が望んだ両教会の連携が含まれており、岡田大司教様のご配慮を感謝しております。大司教様は、2003年1月の教会委員連合会新年会においても、特に神田と築地の連携の大切さを、直接我々教会委員に対して述べられました。
2003年4月、いよいよ新たな宣教協力体の発足となりました。この宣教協力体は、日本で一番小さい教会(大島)と最大の教会(麹町)、東京で最古の教会(築地)と2番目に古い教会(神田)という極めて特異な組み合わせの協力体です。それだけに連携のやりがいがあると言えましょう。
2003年7月6日(日)第1回の新たな宣教協力体協議会が神田教会で開かれました。
この会合では、次のようなことが話し合われました。
(1)宣教協力体の名称案として「中央・千代田宣教協力体」を提案、
(2)宣教協力体世話人司祭は、稲川保明神父様、
(3)開催は原則として2ヶ月1回とし、その他必要に応じて適宜開催。 開催場所は各聖堂共同体の持ち回り。
(4)会議運営の仕方として、司会は開催教会共同体が担当し、記録・事務・連絡は神田教会が行う、などです。

2003年9月28日(日)には、第2回目の宣教協力体協議会が築地教会で開かれました。
この会合では次のことが話し合われました。
(1)各教会同士の協力:神田・築地(ホームページの整備)、大島・麹町(主日ミサ司式)。

2003年11月3日(月)第3回目の宣教協力体協議会が麹町教会で開かれ、以下のことが話し合われました。
(1)東京教区各宣教協力体の動き、
(2)各教会同士の協力;大島・麹町(主日ミサ司式など)、神田・築地(ホームページの整備など) 
(3)東銀座での宣教について(11月13日(木));築地協会川原神父様担当です。次回は2004年2月1日(日)神田教会となります。

ところで神田教会では、ホームページの作成支援などを通して、築地教会との連携を図ってきました。8月末には、教会委員・ホームページグループ委員が築地教会を訪問し、ホームページ作成の打ち合わせを行いました。その後暫定的であるものの、築地教会のホームページを作ることが出来ました。現在神田教会ホームページの表紙から辿れるところに、リンクを張ってあります。近々には、築地教会独自のドメインへ移行することになる予定です。そうなると宣教協力体としての関係は一歩前進です。来年はより緊密な連携が出来るとよいと思っております。
委員会報告
11月2日の委員会で以下の事項が話し合われました。
報告事項:
1. 初聖体・七五三に関する件
11月9日(日)のミサで、3名が、初聖体を受ける。
また、ミサに参加しているすべての子ども達も祝福する。子ども達には、守護の天使のメダイと七五三の飴を配る。

2.クリスマス行事の準備に関する件
1) 天使ミサの練習方法について
2) 共同回心式:
12月7日(日)待降節中の共同回心式をを行う。
主司式は油谷師に依頼した。ミサ後、30分ほど黙想のための講話を依頼してある。
3) クリスマス子ども会:
12月21日(日)11時30分から行う。
実施内容の詳細を打合せた。1部はクリスマス会を行い、2部に餅つきを行なうこととした。なお11月一杯、子ども会への参加者を募集する。
4) クリスマスの集い・ミサ:
準備等を打合せた。今年は洗礼者を7名予定している。昨年に引き続き、「集い」終了後、全員聖堂から退出してもらい、ミサのための準備を行なう。
なお、ホームページに行事日程を掲載した。
5) 聖堂内の馬小屋作り:
聖堂内の馬小屋作りは、11月23日(日)のミサ後に行う。

3.来年度行事の内容と担当責任者の確認を行なった。

4.その他:
1)ケーブルTV契約更新の件
2)中央・千代田宣教協力体について
@ 築地教会・川原師主催で東銀座の喫茶店にて予備宣教の集会が、10月9日午後6時に行われ、出席した。
築地4名、神田1名、麹町1名、麻布1名の出席で、今後について話し合った。次回は、11月13日の予定である。
A12月頃には、神田教会のホームページと築地教会のホームページを合併させる予定である。
3)『カトリック教会情報ハンドブック』を、神田教会として150部頼むこと(教会事務主任が発注)。
議  題:
  来年度の委員交代の件
  具体的には1月の委員会の議題とする。



11月30日(日)には本年最後の委員会が開かれ、以下のことを話し合いました。
(1)クリスマス行事の準備について
クリスマス子供会、クリスマス集会、クリスマスミサのそれぞれの準備について確認を行った。また12月14日(日)の聖堂の大掃除の方法を確認した。

(2)共同回心式について
12月7日(日)に行われる共同回心式や黙想講和の準備を確認した。

(3)来年度行事について
2004年度の教会行事を最終確認した。特に白柳枢機卿様に金祝のお祝い(6月13日(日))準備には、年明け早々から取り組むこととした。

(4)委員交替について
来年度の委員の交代、特に新任委員について話し合いを行った。

(5)その他
11月3日(月)にあった第3回中央・千代田宣教協力体協議会の報告があった。

月予定表

12月 5日(金):初 金
7日(日):待降節第2主日 共同回心式 黙想講話
14日(日):待降節第3主日 10時ミサ後に大掃除
21日(日):待降節第4主日 10時ミサ後にクリスマス子供会
24日(水):クリスマスイブ
集い18:30 未信者の方におすすめです。
ミサ20:30 
25日(木):主の降誕 ミサ午前10時のみ
28日(日):聖家族 一粒会献金

1月 1日(土):神の母聖マリア  新年ミサ0:00 12:00   世界平和の日
2日(金):初 金    
4日(日):主の公現
11日(日):主の洗礼     10時ミサ中、成人の祝別 10時ミサ後、聖心会新年会
〃 馬小屋片付け
18日(日):年間第2主日
25日(日):年間第3主日 一粒会献金

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